モーツァルト・カフェ|名曲・おすすめ作品・エピソードなど

不世出の天才作曲家W.A.モーツァルト。その名曲・代表作・おすすめ作品をはじめ、生涯や音楽上のエピソードなどをご紹介します。

モーツァルトとの出会い

まずはじめに、モーツァルトの作品を一つご紹介いたしましょう。

 

「フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299」です。

 


個人的なことになりますが、これは、今を去ること?年前、確か高校生の頃、私が「モーツァルトの作品」と明確に意識して聴いた最初の曲なのです。

 

そのとき強烈に受けた印象は、とにかく曲が華やかだということ、それに大きな驚きを覚えました。

 

フルートとハープという、共に色彩感に富んだ楽器の掛け合いを軸として曲が進行するのですから、その印象は当然といえば当然ですが、オーケストラの響きも軽やかで躍動感に溢れており、それまでクラシック音楽に対してもっていたイメージが一新するほどの衝撃を感じたことを、今でも時折思い出します。

 


モーツァルトの数多の作品中、この曲の評価はそれほど高くはありません。

 

しかし、私が感じたのと同じ好ましい印象を多くの人が持つようで、一般受けする曲として演奏会やレコーディングでは花形の作品。

 

これからモーツァルトを聴いてみようとお考えの方にはおすすめの一曲です。

 

☆「フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299」の楽曲データ
作曲年:1778年(モーツァルト22歳のとき)
楽章構成:
・第1楽章 アレグロ(Allegro)
・第2楽章 アンダンティーノ(Andantino)
・第3楽章 ロンド・アレグロ(Rondo Allegro)

 


ところで、クラシック音楽においては曲とともに演奏者や指揮者も重要な要素となります。

 

この「フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299」を、私はFM放送からカセットテープに録音(エア・チェック!往年のオーディオファンには懐かしい響きだと思います)して何度も繰り返し聴きました。

 

しかしながら、その際、指揮者・ソリスト・オーケストラについての紹介には注意を払わなかったため失念。

 

演奏の特徴は鮮明に胸に残っていたので(今でもそうです)、その後、パフォーマーを知るべく何枚かのレコード・CDを購入・視聴してきましたけれど、未だに探し当てることはできないでいます。

 


最後に、youtubeの動画で実際にお聴き頂いて本稿を終わりたく思います。

https://youtu.be/nheif2BuFz0